2019/01/23

タイの選挙について 26

下院選挙に関する勅令が出たことにより選挙管理委員会は3月24日に選挙をやると発表した。

軍政が発足直後から実施を約束しながら、先送りを繰り返してきた総選挙の日程がようやく確定した。タイで総選挙が行われるのは11年7月以来、約8年ぶり。クーデター前の14年2月に実施された総選挙は、憲法裁判所が無効と判断している。発表により各党による選挙運動が解禁され選挙戦では続投に意欲をみせる軍出身のプラユット暫定首相を支持する勢力とタクシン元首相派など軍政と対立する政党が激しい主導権争いを展開する見通しのようである。