2018/04/19

バンコクのオオトカゲは増えている

タイ語ではเหี้ย(ヒア)、オオトカゲのことであるがこれが家に入ってくると不吉とされるので「男前さん、どうぞお引取りを」と丁寧に追い払うということである。会話ではくそったれと汚い言葉になる。
バンコクではオオトカゲが食べる動物の死骸や食べられるゴミが増えたのと捕獲者や天敵が減っていることでドゥシット区、カオディン動物園、国会議事堂、ルムピニー公園などで増えているということである。
またバンコク周辺のバーンクンティエン、サムットプラガーン県、サムットサーコーン県、サムットソンクラーム県には魚を養殖する池があり食べている。このオオトカゲは年に1回、20-30個の卵を生み5匹が育っていくということである。寿命は15-20年で今では寿命が尽きて死ぬオオトカゲより生まれてくるのが多いのが増加の原因ということである。数年前にはルムピニー公園で増えたオオトカゲを違う地域に移動させたようであるが、近辺にいたオオトカゲが代わりにルムピニー公園に入ってきて元通りだということである。何もしないと襲ってくることはないようだが危険を感じると噛んだり尾っぽで払ったりするので、そのような時はすぐに消毒をして病院に行ったほうが良いということである。