2018/04/29

タイの田植え

政府は作年と同じくチャオプラヤー川の中間にある稲作地域に対するチャオプラヤー川からの灌漑用水の利用を例年の6月から1ヶ月早めて5月から利用できることに決めた。これにより9月ころには稲の収穫が終わり洪水の被害から免れるのと、収穫が終えた田んぼには水がたまりタイ語で言うところのゲームリンすなわち貯水池になりチャオプラヤー川下流バンコクなどへの洪水の防止にも役立つということである。また貯水池では自然の魚を捕る漁業ができるようになる。

早い目の灌漑用水が利用できるチャオプラヤー川流域はナコンサワン、チャイナート、ロッブリー、サラブリー、シンブリー、アーントーン、アユタヤ、スパンブリー、パトゥムタニー、ノンタブリーの10県で115万ライである。なお2017年のコメの輸出は1,100万トンで2018年の予想は950万トンである。