タイのデング熱

タイで一番暑くなる今年の乾季は世界規模の気候の変動のせいか雨が降る日があった。こんな時は水たまりができて蚊が発生しやすくなるのでデング熱に要注意である。

デング熱菌を持つネッタイシマ蚊に咬まれることにより５－８日間の潜伏期間に３８．５度の急な発熱がある。鼻水、咳などはないが顔が赤くなり食欲がなくなり嘔吐する時がある。また腕、足、脇の下などに小さな出血があり鼻血や歯茎の出血もある。重度になると嘔吐があり便に出血があり黒い便になる。

今年１月から３月までの発病者は作年の同時期よりは少なく４，８４７件で８人が死んでいる。発病者には５－１４才の子供が多く、地方別では南部が一番多く中部、北部、東北部と続いている。