2018/04/20

タイで初めてのユネスコ世界ジオパーク

タイ南部のサトゥーンにある大地公園がタイで初めてのユネスコ世界ジオパークに登録される。
【引用】
「ユネスコ世界ジオパーク」は、地層、岩石、地形、火山、断層など、地質学的な遺産を保護し、研究に活用するとともに、自然と人間とのかかわりを理解する場所として整備し、科学教育や防災教育の場とするほか、新たな観光資源として地域の振興に生かすことを目的とした事業です。ユネスコの国際地質科学ジオパーク計画(IGGP)の一事業として実施されています。
現在、世界で35か国・127のユネスコ世界ジオパークが認定されており(2017年8月現在)、 日本からは、8地域(洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸、室戸、隠岐、阿蘇、アポイ岳)が認定されています。

サトゥーンの大地公園はトゥンワー郡、マナン郡、ラグー郡、ムアン郡という4つの郡にまたがった2,597平方メートルに地域でレーサテーゴードーン洞窟、ジェットコット洞窟、ワンサーイトーン滝、ヒンパンヨートなどが地質学的に重要な地域である。今回のユネスコ世界ジオパークへの登録によりこれらの自然の重要な場所が保護されることが期待されている。
タイ周辺国でユネスコ世界ジオパークになっているのはマレーシア1ヶ所、インドネシア4ヶ所、ベトナム2ヶ所ということである。