2018/04/28

タイのマラリア

毎年4月25日はマラリアの日ということである。
【引用】
マラリアは、熱帯・亜熱帯地域に広く分布する重要な感染症で世界100ケ国余りの国々で流行しています。WHO(The World Health Report)の推計では、全世界で1年間に3億~5億人の患者、150万人~270万人の死者があると報告されています。また、そのうちの90%はアフリカ熱帯地方であると報告されています。日本でも1935年頃までは年間数万人の患者が発生していましたが、媒介する蚊の撲滅などの結果、現在では海外で感染する、いわゆる輸入マラリア感染患者のみの発生であり、毎年100名~150名が報告されています。

2018年のタイのマラリア感染者数は予想では6,000-7,000件で18年前の15万件からはかなり減ったことになる。2017年の感染者数は14,667件ということである。現在マラリア感染者が発生しているのは42県183郡の2,137村落ということである。感染者がいる地域はおもに国境周辺である。なお今年には35県がマラリアを駆除して感染者がいなくなった県ということである。