平均的な農家で20ライ(1ライ=1600平方メートル)の農地があるとすると雨が降ると田んぼを耕し雨水を溜めて田植えをする。分かりやすいので田植えと書いたがこの地方では雨水をはった田んぼに籾をを直に蒔くのが田植えである。普通は近所の人や親戚の手を借りて田植えをするのだが、彼らも自分の田んぼがあるので忙しいときには外部から労働者を呼んでくる必要がある。だいたい5-6人の労働者を雇い20ライの田んぼに籾を蒔くと2-3時間で終わり1人あたりの賃金が200バーツで20らい以上だと300バーツになる。
これだけなら1日に3-4軒の田んぼで仕事ができるので1日の日当は900バーツにはなるということで昨年の日当より50%上がったということである。