そしてネコの代わりに出てきたのがネズミを捕るのが好きなヘビなのであるが、変化したバンコク市民はヘビを怖がりすぐにバンコク庁内の公共被害防止緩和局に電話をかけてヘビを捕えてもらい森に放すことになる。公共被害防止緩和局が昨年捕えて放したヘビはアミメニシキヘビ4,519匹、ホウシャナメラ28匹、ヒメナンダ20匹、ナミヘビ26匹、サンビームヘビ4匹とその他のヘビを合わせると4,612匹ということである。またヘビ以外にはオオトカゲが18匹いた。バンコク市内のヘビを捕えるのが多かった地域はヤーナワー786匹、フアマーク627匹、バーンクンノン608匹で、今年はもう913匹も捕まえて放しているということである。この間1年4ヶ月で5,525匹のヘビがバンコクからいなくなり、これらのヘビが捕えた約60万匹のネズミが生き残りおそらくバンコクには100万匹のネズミがいるのではということである。いずれにせよバンコクには大きなネズミと小さなネズミが共存するようになったのである。