タイのライルオオコウモリの群れ

プラチンブリー県カビンブリーの地域の森に居着いたライルオオコウモリの群れは1,000匹以上はいるということである。ライルオオコウモリは別名フルーツコウモリと呼ばれ花蜜や果実を主食としている。視覚が発達していないコウモリは超音波を発信してその音の反響をキャッチすることで獲物や障害物を確認しているが、このコウモリは視覚が発達しているので超音波ではなく視覚で持って飛行している。そのせいで他のコウモリより耳が小さくなり目が大きく見た目が可愛いようである。

タイにおいても大型のコウモリとしては珍しい品種で保護野生動物２０１種の中に入っている。タイの田舎ではコウモリを食べる習慣があるので地元の人がライルオオコウモリを撃って食べるのを役所では禁止して、珍しいコウモリの保護のために広報活動をしているということである。