今年の乾季は珍しく何度か雨が降り農作物の出来が良かったようで特にサトウキビの豊作になった東北地方のナコンラーチャシーマーでは１ライ（１，４００平方メートル）当たりの収穫が１５－２０トンになり急いで収穫してサトウキビを砂糖工場に運び込むトラック１，０００台以上が工場の駐車場に溢れかえっている。毎年、砂糖工場はこの時期のサトウキビを買い入れるのは４月３０日までとしていたが４月月末からの雨の影響でサトウキビの収穫が遅れた農民のために買い入れを５月５日まで延期したようである。
全国での１２月１日から始まった買い入れはこの時点で１億2,900万トンになり作年より４０％増えて過去最高の収穫量だということである。そして収穫が終わらないサトウキビが１０万トン近く残っていて県の働きかけで工場は買い入れ時期を伸ばしたようである。
