2018/05/01

タイの選挙について 8  Primary Vote(予備投票)

憲法関連法ソーソー(下院議員)で決まった新しい候補者選出方法で選挙改革の一端であると法律を作った人との考えである。国内77県を350選挙区に分け各選挙区に党支部か地方政党代表部を置く。党支部は500人以上の党員で地方政党代表部は100人以上の党員が必要となる。そして小選挙区候補者はその地区の党支部か地方政党代表部で選び比例区の候補者は党本部がリストを作り党支部か地方政党代表部で投票して党本部が決めることになる。

この新しい制度のメリットは今まで以上に小選挙区の各地区の要望に答えることができる地元に密着した候補者が選べることと、これまでの候補者選出では政党内で選ばれた金持ち、家族が候補者になったのを防ぐことができるということでデメリットは地方党支部の創立維持にお金がかかるのと以前からある政党は各地方に党員支持者がいるのでいいが新しくできる党にとっては大変な重荷になるので新しく出来た党はこの制度の破棄を要求している。